呪文 | レパロ 直れ |
英名 | Reparo |
種類 | チャーム |
用途 | ものを直す |
概要
レパロは修復呪文で、壊れたものを直すことができる。この呪文はホグワーツで教科書として使用されるミランダ・ゴズホーク著『基本呪文集・一学年用』などに記載されている。
応用
眼鏡を修復するために使われるオキュラス・レパロや、破れた紙を修復するパピルス・レパロなどがある。
由来
ラテン語で「修理する」という意味の reparoに由来する。
登場シーン
ハリー・ポッターと炎のゴブレット
ホグワーツへの道中、ロンは挑発してきたマルフォイに苛立ち、コンパートメントのドアを力ずくで閉める。その勢いで割れてしまったガラスを直すため、ハーマイオニーが使用。
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団
癇癪を起こしたハリーがマートラップ液のボウルを割ってしまい、床に散らばったボウルを直すために使用。
スネイプとの閉心術の訓練で、ハリーは対抗するために盾の呪文を使う。スネイプがその反動で割れてしまったホルマリン漬けが入った容器を直すために使用。
呪文学の授業で、ロンが呪文に失敗して割ったカップを直すためにハーマイオニーが使用。
ハリー・ポッターと謎のプリンス
メローピーが割った鍋を直すためオグデンが使用。
プリンスの蔵書をスラグホーンに返却したくないハリーは、新しく購入した上級魔法薬学とプリンスの蔵書の表紙をやぶって交換し、レパロの呪文を使用。新しい上級魔法薬学は古い教科書の見た目になる。
薬草学の授業でスナーガラフの種を取り出す課題に取り組むハリーたちだが、ハリーはロンとハーマイオニーのぎこちない会話から作業に集中できない。その結果種を叩き損ねてボウルを叩いてしまい、割れたボウルを直す。
6年生が近づいてくるのを見て怯えた女子生徒が、持っていた重そうな真鍮の秤を落とし割ってしまう。ハーマイオニーがこれを直すために使用。
ハリー・ポッターと死の秘宝
加速の力で裂けたバイクの結合部分を直すためハリーが使用。
ハリーは折れた杖を直すため、ニワトコの杖で呪文を使用。
ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅
暴れるエルンペントが公園を破壊してしまう。ニュートがレパロを唱えようと杖を構えると、ヒヒに取られてしまい失敗に終わる。
登場作品
- 『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』第11章「ホグワーツ特急に乗って」
- 『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』第15章「ホグワーツ高等尋問官」、第26章「過去と未来」、第30章「グロウプ」
- 『ハリー・ポッターと謎のプリンス』第10章「ゴーントの家」、第11章「ハーマイオニーの配慮」、第14章「フェリックス・フェリシス」、第20章「ヴォルデモート卿の頼み」
- 『ハリー・ポッターと死の秘宝』第4章「七人のポッター」、第36章「誤算」
- 『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』