概要
セクタムセンプラはセブルス・スネイプが学生時代に考案した呪いで、対象を裂傷させて重度の出血を引き起こす呪文である。
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参考上級魔法薬
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由来
ラテン語で「切る」を意味する動詞「sectum」と、「常に」という意味の「semper」に由来する。これらを組み合わせると「常に切り続ける」という意味になり、切り裂くことで深傷を負わせる呪文を表現している。
登場シーン
ハリー・ポッターと謎のプリンス
1997年5月、ハリーはプリンスの蔵書からセクタムセンプラの呪文を知り、効果を知らないままドラコ・マルフォイに使用し重傷を負わせた。
分霊箱を探すハリーとダンブルドア。湖に引きずり込もうとする亡者に対しハリーが使用するも、亡者は流すべき血を持っておらず、何も感じない様子で効果はなかった。
ハリーはダンブルドアを殺害し逃亡するスネイプを追う。スネイプに呪文を唱えようとするも防がれ、スネイプこそが呪文を考案した半純血のプリンスだと明かされる。
ハリー・ポッターと死の秘宝
1997年7月27日、七人のポッターの戦いでスネイプが使用。リーマス・ルーピンを狙っていたデスイーターを狙って唱えるものの、呪文が外れてジョージの左耳を切り落としてしまう。
登場作品
- 『ハリー・ポッターと謎のプリンス』第21章「不可知の部屋」、第24章「セクタムセンプラ」、第26章「洞窟」、第28章「プリンスの逃亡」
- 『ハリー・ポッターと死の秘宝』第5章「倒れた戦士」、第33章「プリンスの物語」