名前 | アルバス・パーシバル・ウルフリック・ブライアン・ダンブルドア |
英名 | Albus Percival Wulfric Brian Dumbledore |
誕生 | 1881年 |
死去 | 1997年6月30日 (享年115〜116歳) |
性別 | 男性 |
職業 | 闇の魔術に対する防衛術教授 (1910年代) 変身術教授 校長 (1971年~1997年) |
所属 | グリフィンドール寮 変身学部部長 マーリン勲章勲一等 魔法戦士隊長 最上級独立魔法使い 国際魔法使い連盟会長 |
家族 | ・パーシバル・ダンブルドア (父) ・ケンドラ・ダンブルドア (母) ・アバーフォース・ダンブルドア (弟) ・アリアナ・ダンブルドア (妹) |
杖 | ニワトコの杖 |
守護霊 | 不死鳥 |
まね妖怪 | アリアナの死体 |
アルバス・ダンブルドアは、ハリーポッターシリーズにおいて最も重要なキャラクターの一人です。
ホグワーツ魔法魔術学校の校長として知られ、その深い知識、人間性、そして若き日のグリンデルバルドとの関係など、秘密に満ちた過去は多くの読者・視聴者を魅了してきました。
この記事では、彼の生涯を時系列で整理し、重要人物との関係性、魔法界での影響、そして名言や象徴的なシーンについても紹介します。
Contents
アルバス・ダンブルドアとは何者?
アルバス・パーシバル・ウルフリック・ブライアン・ダンブルドアは1881年生まれ。
グリフィンドール寮出身で、後にホグワーツの校長となる伝説的な魔法使いです。
魔法省にも一目置かれる存在で、マーリン勲章第一級を受章。賢者の石や分霊箱の研究、そして若き日のゲラート・グリンデルバルドとの関係も有名です。
アルバス・ダンブルドアの経歴
1881年|幼少期と家族の悲劇
ダンブルドアは、1881年にイングランドのモールド・オン・ザ・ウォルドで、パーシバルとケンドラの間に生まれました。彼には弟アバーフォースと妹アリアナがいます。
妹アリアナの魔法事故により父パーシバルはマグルへの攻撃でアズカバン送りに。母ケンドラも後に事故で死亡。
1892年|ホグワーツ入学
11歳でホグワーツ魔法魔術学校に入学し、グリフィンドール寮に配属されました。
在学中は優秀な成績を収め、学年主席や監督生を務めました。
1899年|家族の悲劇とグリンデルバルドとの出会い
卒業後、母ケンドラがアリアナの魔力暴発により亡くなり、家族を支えるために帰郷しました。
その後、ゲラート・グリンデルバルドと出会い、魔法界の改革を夢見て親交を深めましたが、アリアナの死をきっかけに決裂しました。
1900年代初頭|ホグワーツでの教職
ホグワーツに戻り、変身術の教授として教鞭を執りました。この時期、トム・リドル(後のヴォルデモート)をホグワーツに迎え入れました。
1926年|グリンデルバルドの台頭
グリンデルバルドが闇の魔法使いとして勢力を拡大し始めました。ダンブルドアは彼との対決を避けていましたが、脅威が増す中で対応を迫られるようになりました。
1945年|グリンデルバルドとの決闘
ついにグリンデルバルドと対決し、壮絶な決闘の末に勝利し、ニワトコの杖を手に入れます。この功績により、マーリン勲章第一級を受章しました。
1956年|ホグワーツ校長就任
ホグワーツの校長に就任し、教育改革や学校の安全確保に尽力しました。また、ヴォルデモートの脅威に対抗するため、不死鳥の騎士団を結成しました。
1970年代|第一次魔法戦争
ヴォルデモートが勢力を拡大する中、ダンブルドアは不死鳥の騎士団を率いて対抗しました。彼の指導の下、多くの魔法使いたちが団結し、闇の勢力と戦いました。
1981年|ヴォルデモートの一時的な敗北
ハリー・ポッターの両親がヴォルデモートに殺害され、ハリーが生き残ったことで、ヴォルデモートは一時的に力を失いました。
ダンブルドアはハリーをダーズリー家に預け、彼の安全を確保しました。
1991年|ハリー・ポッターの入学
ハリーがホグワーツに入学し、ダンブルドアは彼を見守りながら、ヴォルデモートの復活に備えました。また、ハリーに必要な知識や助言を与えました。
一九四五年、闇の魔法使い、グリンデルバルドを破ったこと、ドラゴンの血液の十二種類の利用法の発見、パートナーでるニコラスフラメルとの錬金術の共同研究などで有名。
『ハリー・ポッターと賢者の石』第6章「9と3/4番線からの旅」
1997年|死去
ダンブルドアは、分霊箱の破壊を進める中で、呪いにより死期が迫っていることを悟りました。
彼はセブルス・スネイプと共謀し、天文塔で死を迎えます。その後、ホグワーツの敷地内に埋葬されました。
裏話・トリビア
『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』で使用している杖の底にはマークが彫られていますが、その意味はダンブルドア以外誰も知りません。
ニワトコの杖は映画『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』のときにデザインされました。これを手掛けたピエール・ボハナは、「『死の秘宝』の本はまだ発売されていなかったので、どんな意味を持つようになるのか、私たちには想像もつかなかった。」と話しています。
名言
幸福を見つけることは、暗闇の中でも可能だ。ただし、明かりをつけることを忘れなければ。
ー映画『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』
この台詞は映画オリジナルで、原作には登場しません。ダンブルドアが組分け式で語ったものです。
死は、次なる偉大な冒険にすぎない。
ー『ハリー・ポッターと賢者の石』第17章「ふたりの顔を持つ男」
この名言は、死を恐怖ではなく、自然な流れの一部として受け入れる視点を示しており、ダンブルドアというキャラクターの深みを象徴する言葉のひとつです。
ダンブルドアがヴォルデモートの影に立ち向かったハリーを医務室で見舞うシーンで、死についての問いに答える中で語られます。
真実というものは、美しくも恐ろしい。そして、だからこそ慎重に扱わなければならない。
ー『ハリー・ポッターと賢者の石』・第17章
登場作品
- 『ハリー・ポッターと賢者の石』
- 『ハリー・ポッターと秘密の部屋』
- 『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』
- 『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』
- 『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』
- 『ハリー・ポッターと謎のプリンス』
- 『ハリー・ポッターと死の秘宝』
- 『ハリー・ポッターと呪いの子』
- 『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』
- 『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』
まとめ
アルバス・ダンブルドアは、ホグワーツ魔法魔術学校の校長として知られており、魔法界において最も尊敬される魔法使いの一人です。
彼の生涯は、家族の悲劇や友情、戦いといった多くの試練に満ちていましたが、それらを乗り越え、後世に多くの教訓と遺産を残しました。
【参考】
アルバス・ダンブルドアについてまだ知らないこと
Order of Merlin By J.K. Rowling
The inside story on all the major Fantastic Beasts wands
Professor McGonagall By J.K. Rowling
Grindelwald and Dumbledore's chequered history: A deep dive
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