呪文名 | イート・スラッグス ナメクジ食らえ! |
英名 | Eat Slugs |
分類 | カース |
効果 | ナメクジを吐かせる |
「ハリーポッター」シリーズには数多くのユニークな魔法や呪文が登場しますが、中でも特に強烈な印象を残すものの一つが「イート・スラッグス/ナメクジ食らえ!」の呪文です。ロン・ウィーズリーが体験したあの衝撃的なシーンを覚えている方も多いのではないでしょうか?
この記事では、「イート・スラッグス(ナメクジ食らえ)」の呪文について、以下の点を詳しく解説していきます。
こんな方におすすめ
- 「イート・スラッグス」とは具体的にどんな呪文?
- 呪文の効果や英語での名称は?
- 作中で誰がどのように使用した?(あの有名なシーンを振り返る)
- 呪文が失敗した原因と結果は?折れた杖の危険性
イート・スラッグスとは?
呪文の効果
「イート・スラッグス(Eat Slugs)」とは、ハリーポッターの物語に登場する攻撃的な呪文の一つで、日本語版では「ナメクジ食らえ」と訳されています。
この呪文をかけられた対象者は、その名の通り口からナメクジを吐き出し続けるという、非常に不快で屈辱的な効果に見舞われます。
呪文の語源・由来は?
この呪文の名前は、その効果を非常に直接的かつ文字通りに表現したものです。
- 英語の原文:
- 直訳: 「ナメクジを食べろ」
つまり、この呪文の名前の由来は、「相手にナメクジを食べる(結果として吐き出させる)ように強制する」という呪文の効果そのものから来ています。
ハリーポッターの世界の多くの呪文(例:「エクスペクト・パトローナム」や「ウィンガーディアム・レヴィオーサ」など)がラテン語に由来する古風で神秘的な響きを持つのに対し、「イート・スラッグス」は非常に口語的で、子供の悪口や嫌がらせのような響きがあります。
映画の中でのイート・スラッグス|登場場面
ハリー・ポッターと秘密の部屋
ホグワーツ2年目、クィディッチのグリフィンドール対スリザリンの試合後、ドラコ・マルフォイがハーマイオニー・グレンジャーに対して「穢れた血(Mudblood)」という魔法族における非常に侮蔑的な言葉を投げかけます。
この言葉に激高したロン・ウィーズリーは、ハーマイオニーを守るためにマルフォイに「ナメクジ食らえ」の呪文を放とうとしました。

折れた杖による呪文の逆噴射
しかし、不運なことにロンが使っていたのは、以前ウィーズリー家の空飛ぶフォード・アングリアで暴れ柳に激突した際に折れてしまった杖でした。セロハンテープで応急処置をしていたものの、杖は正常に機能しませんでした。
その結果、呪文はマルフォイに向かうどころかロン自身に逆噴射してしまい、ロンは言葉通りナメクジを吐き続ける羽目になってしまったのです。
ナメクジを吐き続けるロンは、ハリーとハーマイオニーに連れられてハグリッドの小屋へ向かい、大きなバケツを抱えて苦しむことになります。この出来事はロンにとって大きなトラウマとなり、また、折れた杖を使い続けることの危険性を示すエピソードともなりました。
登場作品
まとめ
今回は、ハリーポッターに登場する呪文「イート・スラッグス(ナメクジ食らえ)」について詳しく解説しました。
ポイント
- 「イート・スラッグス」対象者にナメクジを吐き出させるという呪文
- ロン・ウィーズリーがマルフォイに使おうとして逆噴射し、自身が被害に遭った
- 折れた杖の危険性を示すエピソードでもある
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