呪文

コンファンド

呪文名 コンファンド
錯乱せよ
英名 Confundo
分類 チャーム
効果 錯乱させ、誤った行動をとらせる

この記事では、コンファンドの基本的な効果から、使用例まで徹底的に解説します。

コンファンドとは?|錯乱呪文

呪文の効果

コンファンドは、相手を一時的に混乱させ、術者の望む特定の考えを植え付けたり、判断を誤らせたりする呪文です。

この呪文の影響を受けると、対象の思考は鈍って術者の暗示にかかりやすくなり、その結果として特定の行動をとるよう仕向けられたり、誤った情報を信じ込まされたりします。

多くの場合、呪文をかけられた本人は自分が操られていることに気づきません。

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呪文の語源・由来は?

ラテン語の動詞 "confundo"(コンフンドー) に由来します。

"confundo" は、「混乱させる」「混ぜ合わせる」「当惑させる」「めちゃくちゃにする」といった意味を持ち、まさに混同呪文の効果そのものを表しています。

コンファンドの名シーンを振り返る

ハリー・ポッターと炎のゴブレット

三大魔法学校対抗試合の代表選手を選ぶ際、ホグワーツからは1名のみ選ばれるはずでした。

しかし、クラウチ・ジュニアは「4番目の学校の生徒」としてハリー・ポッターの名前を書いた羊皮紙をゴブレットに投入できるよう、強力なコンファンドを炎のゴブレットにかけました。 ゴブレットは非常に強力な魔法がかかった物品であり、これにさらに魔法をかけることは極めて高度な技術を要します。

この結果、ハリーは意図せず危険なトーナメントに参加させられ、ヴォルデモート卿復活の計画に巻き込まれていくことになります。

ハリー・ポッターと謎のプリンス|クィディッチ選抜試験

グリフィンドールのクィディッチチームのキーパー選抜試験で、親友であるロン・ウィーズリーを勝たせるため、ライバルのコーマック・マクラーゲンに対してコンファンドを使用。

マクラーゲンは最後のシュートを不自然な形でセーブしそこない、結果としてロンがキーパーに選ばれました。

ハリー・ポッターと謎のプリンス|スネイプの二重スパイ活動

ダンブルドアの肖像画から指示を受けたスネイプは、マンダンガスにコンファンドをかけました。

その目的は、ヴォルデモートの追跡をかわしてハリーを安全な隠れ家へ移動させるための「7人のポッター作戦」を、あたかもマンダンガス自身が発案したかのように不死鳥の騎士団へ提案させることでした。

これにより、作戦の真の立案者(ダンブルドアとスネイプ)を隠したまま騎士団に作戦を実行させ、ハリーを保護するという複雑な計画において、マンダンガスに(無意識の内に)重要な役割を担わせたのです。

登場作品

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