名前 | リーマス・ジョン・ルーピン |
英名 | Remus John Lupin |
別名 | ムーニー |
誕生 | 1960年3月10日 |
死去 | 1998年5月2日(38歳) |
性別 | 男性 |
血統 | 半純血 |
職業 | 闇の魔術に対する防衛術教授 (1993年~1994年) |
所属 | グリフィンドール寮 不死鳥の騎士団 |
家族 | ・ライアル・ルーピン(父) ・ホープ・ハウエル(母) ・ニンファドーラ・トンクス(妻) ・エドワード・ルーピン (息子) ・アンドロメダ・ブラック(義母) ・エドワード・トンクス (義父) |
杖 | イトスギ、ユニコーンの毛、28センチ |
守護霊 | 狼 |
まね妖怪 |
Contents
経歴
1960年|誕生と呪いの始まり
幼少期、父ライアル・ルーピンが狼人間フェンリール・グレイバックを侮辱したことへの報復として、リーマスは噛まれ狼人間となってしまいます。
この出来事が彼の人生を大きく左右することになります。
1971年〜1978年|ホグワーツ学生時代
ホグワーツに入学したリーマスはグリフィンドール寮に入り、ジェームズ・ポッター、シリウス・ブラック、ピーター・ペティグリューと親友になります。
3人はリーマスの秘密を知った後、動物もどきとなって満月の夜に寄り添いました。彼らは「忍びの地図」を共に作成し、在学中に数々の冒険を共にしました。
1980年代|第一次魔法戦争と不死鳥の騎士団
第一次魔法戦争中、リーマスは不死鳥の騎士団の創設メンバーとして、ヴォルデモートとの戦いに参加しました。
リリーとジェームズの死、シリウスの投獄、ピーターの裏切りなど、仲間たちの喪失により、リーマスは孤独で苦しい年月を送ります。
1993年|ホグワーツ教授として復帰
『アズカバンの囚人』にて、闇の魔術に対する防衛術の教授としてホグワーツに戻ります。
ハリーに守護霊の呪文を教えるなど、生徒たちから高く評価されました。
しかし、彼が狼人間であることがセブルス・スネイプによって暴露され、自ら辞任し学校を去ります。
1995年|不死鳥の騎士団への再参加
ヴォルデモートの復活後、リーマスはふたたび不死鳥の騎士団に加わります。
狼人間社会に潜入し、情報収集を行うなど、危険な任務も遂行しました。
この間にニンファドーラ・トンクスと出会い、恋に落ちます。
1997年|結婚と父親になる葛藤
リーマスはトンクスと結婚しますが、狼人間としての自分の血が子に及ぶことを恐れ、一時は家族と距離を置きます。
ハリーにその態度を叱責され、改心して妻の元に戻り、息子テディ・ルーピンの誕生を迎えます。
1998年|ホグワーツの戦いと最期
5月2日、ホグワーツの戦いでアントニン・ドロホフとの戦闘の末、リーマスは命を落とします。
トンクスもベラトリックス・レストレンジに殺され、遺された息子テディはハリー・ポッターが名付け親となり引き取られます。
トリビア・裏話
J.K.ローリングのお気に入りのキャラクターの一人で、殺すのが嫌でした。
ルーピンが人狼であることは、HIVやエイズのような不当な差別や偏見が見られる病気の比喩です[1]。
まとめ
リーマス・ルーピンは、差別や偏見と闘いながらも、他者への思いやりと勇気を持ち続けた人物です。
彼の生涯は、自己犠牲と愛、そして希望の象徴として、多くの読者の心に深く刻まれています。
その物語は、現実の社会における偏見や差別への警鐘ともなり、今なお多くの人々に影響を与え続けています。
[1] Remus Lupin By J.K. Rowling
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