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ホグワーツの大広間とは
ホグワーツの生徒にとって、大広間は学校生活の中心です。ここでは組分けの儀式、ユール・ボール・ダンスパーティー、ホグワーツの戦いなど数々のドラマが生まれました。
大広間のモデルになったのは16世紀の建造物――名門オックスフォード大学クライストチャーチ・カレッジの大ホールです。
CHECK
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クライスト・チャーチ
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スタジオツアーでは、この圧巻なセットを隅々まで鑑賞できます。大きな扉を開けて中に入ると、4つの寮をイメージした彫刻(ヘビ、アナグマ、ライオン、ワシ)が壁一面にずらり。各寮の得点を示すガラスのビーズを使った“寮別ポイント計”も鎮座しています。
忠実再現されたセットや衣装!
見どころ紹介
すべての始まり「大広間」
プレショーを終えて扉が開くと、あなたのホグワーツ・ライフは、すべての物語が始まった場所「大広間」から始まります。
教授たちの衣装

©︎魔法倶楽部

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広間の正面、一段高い場所にある教職員の席には、ホグワーツの教師たちの衣装が荘厳に並んでいます。
ダンブルドア校長やマクゴナガル先生、そしてスネイプ先生など、おなじみの教授たちの衣装が展示されており、その精巧な刺繍や生地の質感を間近で見ることができます。それぞれの衣装が、キャラクターの個性や役割を見事に表現しているのがわかります。
ホグワーツの制服|各寮のローブと時代の変容

©︎魔法倶楽部
大広間の壁際には、グリフィンドール、ハッフルパフ、レイブンクロー、スリザリン、4つの寮の制服が展示されています。
黒いローブはもちろん、各寮のシンボルカラーである赤、黄、青、緑を基調としたネクタイやセーターなど、細部まで作り込まれた衣装を間近で見ることができます。
実はこの制服、シリーズを通してデザインが変化しているのをご存知でしょうか。『賢者の石』や『秘密の部屋』では、生徒たちは皆きっちりとローブを着こなしていました。しかし、『アズカバンの囚人』からは、監督の意向で生徒たちの個性を表現するために、ネクタイを緩めたり、ローブの下にパーカーを着込んだりと、より自由な着こなしに変わっていきました。

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さらに、この「時代の変容」はハリーたちの時代だけに留まりません。若き日のトム・リドルが着用した、よりクラシックなスリザリンの制服も展示されており、現代の制服とは異なるデザインが、魔法界の歴史の深さを物語っています。
展示されている制服から、その時代の変容を感じ取るのも楽しみ方の一つです。
4つの寮の長テーブルと教職員席

©︎魔法倶楽部
まず目に飛び込んでくるのは、4つの寮のために長く伸びるテーブル。
組分けの儀式で新入生たちが座り、豪華な食事が並び、時には決闘が繰り広げられた、まさにホグワーツの中心です。テーブルに並べられた金属製のゴブレットや皿の一つ一つが、生徒たちの賑やかな声や祝祭の記憶を呼び覚ますようです。
制作のこだわり|本物の石畳と“存在しない”魔法の天井
このセットの床には、視覚的な重厚感を出すために、本物のヨークストーン(石材)が使われています。
そして見上げれば、無数の蝋燭が浮かぶ「魅惑の天井」が広がりますが、実はこの天井はセットには存在しません。作中の天井は、別に撮影された精巧な模型と視覚効果を合成して生み出された、まさに映画制作の「魔法」の結晶なのです。
豆知識
- 撮影時、大広間は300人以上の俳優たちが着席できるほどの広さでした。
- 大広間のセットは、映画で最初に設されたセットの一つ。
- 初期の撮影では、大広間のごちそうには本物の食べ物が使われていました。しかし、スタジオの熱い照明の下に何時間も置かれた食べ物は長持ちしないと分かり、後の作品では小道具制作部門が食べ物の模型を作ることになりました。
- 映画では、大広間にはたくさんのキャンドルが宙に浮かぶ魔法の天井があるように見えます。当初は本物の炎を使ってこれを実現していましたが、安全性を考慮し、CGIのキャンドルに変更されました。
- 先生たちのテーブルの後ろには寮別ポイント計があります。これはピエール・ボハナ率いる小道具制作部門が制作したもので、中には大量のカラーガラスビーズが入っています。オリジナルの小道具が制作されたとき、あまりにも多くのビーズが使用されたため、なんと世界的にガラスビーズが不足する事態に!
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