レポート

2016-11-30

『ファンタビ』ファンナイトレポ

ファンタビ公開前日である11月22日、表参道にてスペシャル・ファン・ナイトが開催されました。会場には見事当選したファン400人が集結。エディ・レッドメイン、ダン・フォグラー、アリソン・スドル、デイヴィッド・イェーツ監督、デイヴィッド・ヘイマンプロデューサーが登壇しました。

まずは主人公ニュートを演じたエディからの挨拶。

「コンニチハ!ニホン、アイシテマス!」

日本語の挨拶に対する大歓声に、ちゃんと伝わったんだと安心した様子。

「たくさんマフラーを付けてる人がいるね。ハッフルパフもいるし、グリフィンドールもいる。日本での歓迎にとても感激しています。この国、この街が大好きだし、世界の中でもたくさんのハリーポッターファンがいる国だし、だがらこそこの映画を皆さんにお届けできるのがとても嬉しいです。ぜひみなさんに映画を楽しんでいただきたいと思います。」

続いて、クイニー役のアリソン・スドル。

「コンニチハー!これだけは言わなくちゃいけないわね。ニホンダイスキ!本当に素晴らしいわ。まるで夢が叶ったみたい。昔から日本は大好きだけど、まさか今回来てみてもっともっと好きになるなんて!できることならみなさんと色んなところへ行ってみたいわ。日本は地球上で一番魔法のような国よ。私たちをこんなにも歓迎してくれてありがとう。」

続いて、ジェイコブ役のダン・フォグラー。観客からの大歓声に、

「僕のことだね!スゴイ!」

と大喜び。そして、

「ジェイコブかクイニーのコスプレの人いる?」

と、会場の最前列にいたクイニーのコスプレのファンに「君に特別な贈り物があるよ。君の勝ちだ!」とポケットから取り出したものをプレゼント。イベント終了後、あゆさんに何をもらったのかを伺うと、何とイベント前にダンとアリソンが撮ったという2ショットのチェキ!

「東京は大好きで、皆さんいろいろ僕らに与えてもらいました。そのせめてものお返しです。」

と、大判振る舞いのダンでした。

続いて、デイヴィッド・イェーツ監督。

「皆さんこんにちは。こうして皆さんとここで過ごせることをとても嬉しく思います。皆さんからのエネルギーやパワー、ここにいるキャラクターたちへの愛や応援というものを感じています。そういったパワーというものは、僕らに続編でも最高の作品を作ろうとインスピレーションを与えてくれます。ぜひこのシリーズ一作目を楽しんでいただけたらなと思います。ありがとうございます。」

最後に、デイヴィッド・ヘイマンプロデューサー。

「コンニチハ!」と日本語で挨拶すると、観客席からも「こんにちは!!!」と大きな声で返ってきたことに驚いたのか、
「あぁ、日本大好きだよ!」

と、嬉しそうな表情。

「今日は来てくれてありがとう。皆さんの熱意や応援をありがとうございます。日本に来るのは8回目ですが、熱烈な情熱や応援、僕らを温かいもてなしにはいつも感激しています。ありがとうございます。是非ファンタビを楽しんでください。」

通訳さんが話している間、マイクに付いているピケットの手で拍手したりお辞儀をさせたりと、遊んでいる姿も。

そして、ここでセルフィータイム!エディが、

「僕は世界一の機械音痴だよ。自撮りの大惨事になりそうだ。頑張らなきゃね!」

と、意気込みます。こうして撮られたのがこちらの写真。

みなさんの楽しそうな笑顔が素敵です!

続いて、会場、そしてLINE LIVEをご覧の方から寄せられた質問にゲストの皆さんが答えるQ&Aセッション。まずはハリー杉山さんからイェーツ監督へ、次の質問が。

「『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』から監督をされていますが、本作は時代や場所など環境が異なると思います。そういったことを踏まえ、ファンタビの魅力というのはどういったものでしょうか。」

「J.Kの素晴らしい物語の世界に戻ってきたということだ。今回は全く新しい魔法使いが登場する。僕の隣にいるね。真ん中に一人だけノーマジがいるけど。みんながハリーポッターで好きなところっていうのは、作品の温かみや、ウィットに富んだ所、冒険要素、そして魔法というものだと思う。ジョーは本当に美しいキャラクターを作り上げたよ。すぐに彼らを好きになってしまう。それこそが彼女が作り上げた本当の魔法だと思う。ジョーは、毎日の日々を一緒に過ごしてみたいと思わせてくれるようなキャラクターを作品に登場させる。ハリーやハーマイオニー、そしてロンの時も同じだったけど、本作でもそれは変わらない。それは台本を読んだ時、僕にとって一番ワクワクしたところだ。」

次はファンからの質問。まずは華やかな着物でいらっしゃっていた最前列の二人組が当てられました。

エディへ「お子さんにかけたい、劇中で使う魔法を教えてください。」

まずは質問してくれた女性に「アリガトウゴザイマス」と日本語でお礼。

「2つ答えがある。アイリスには、まずは知恵や守護の呪文をかけてあげたい。でも、現実的には眠らせる呪文かな。夜だけ、一夜だけでいいんだ。一晩だけ寝かしつけたいよ。だから、2つかけてもいい?笑」

続いて当てられたのは、これまた最前列のハッフルパフのマフラーを巻いた男性。

ダンへ「昨日のプレミアで映画を見たのですが、ジェイコブがとても気に入りました。インスタグラムを見ていると日本の写真をすごくあげてくださっていて、どんなところに日本の魅力を感じましたか?是非、また日本に来て欲しいです。」

「ドウモ!もちろんまた日本に来たいよ。日本のみんなのエネルギーは本当にすごいし大好きだ。僕はニューヨーク出身なんだけど、ニューヨークは時間に追われている感じで、ごちゃごちゃしているんだ。日本は落ち着いているよね。特に今朝の地震の後に感じたよ。僕は大騒ぎして走り回っていたんだけど、ホテルの方は落ち着いていて、「津波は来ないから大丈夫」って言ってくれて。あんな地震の後でも、日本に残りたい。」

続いて、LINE LIVEを視聴しているファンからの質問。

まずはデイヴィッド・ヘイマンプロデューサーへ、
「5部作ということですが、日本にもニュートがくることはあるのでしょうか?」
という、日本のファンなら誰もが気になる質問。

「僕だけじゃなくて、ここにいるみんなが思っていると思うよ。どんな理由でもいいから戻ってきたい。だけど、残念ながらそれを僕らが決めることは出来ないんだ。エディも契約の問題があるからね。これは全てジョーが決めることだ。」

との回答。

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J.K.ローリングさんが今後私たちにどんな冒険をさせてくれるのか、非常に期待していきたいところです。

そして、ここでヘイマン氏が話している間にエディがジェスチャーしていた、指をクロスさせる仕草についてハリー杉山さんが解説。

この”フィンガーズクロス”とは、イギリス人にとっては「出来ることならやりたい、そう願っているよ」という意味だそう。

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その願いが叶うといいですね!

続いてアリソンへ、
「ニュートの無限に広がるトランクがあったら、中で何をしたいですか?」
という質問。

「日本があればいいわ。他に何が必要だと言うの?」
と、いつも心からの日本への愛を見せてくれるアリソン。

「桜を見たり、富士山を見たり、茶道をしたり、新幹線に乗って田舎にも行ってみたいわ。もっとたくさんの日本の方に会ってみたいし、日本語も勉強したい。本当に日本が好きなの。まるでマホウみたいよね。」

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ここで、キャストの皆さんからのプレゼント大会!

まずはダン・フォグラー賞。なんとオカミーの卵と「I want to be a wizard」と書かれたTシャツという、初っ端からとても豪華な賞品。

さらに豪華なことに、予告編でもおなじみ、
「Hey, Mr. English Guy, I think your egg is hatching!」というセリフを生披露!

0:32〜の場面

Tシャツを紹介する際には、「I want to be a wizard.」という、トレーラー公開時に世界中が恋したセリフも生で言ってくれましたよ!

続いて、アリソン・スドル賞。こちらは、雨に濡れるとロゴの部分の色が変わるという傘。

映画本編をご覧になったみなさんは、こちらがただの傘ではないことにお気づきですよね…?クイニー役のアリソンが持っているこちらの傘!あれですよ!!!こちらもファンタビファンには大興奮の賞品でした。

最後にエディ・レッドメイン賞。こちらはなんとニュートのトランク!

エディがこのトランクを見ている様は、本当にニュートのようでした。ここにキャストのサインも入れて、世界で一つのとっても豪華なトランクとなりました!

ここで、ダンからさらにサプライズ!マイクに付いていたピケットをなんとプレゼントの商品として追加!

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当選された方、おめでとうございました!

最後に会場に集まったファンと来日ゲストのみなさんで記念撮影!一旦キャストは控えに戻り、戻ってくるまでハリー杉山さん渾身のドビーのモノマネなどが炸裂しました。

そして再びキャスト&クルーが大歓声の中登場!ファンと握手やハイタッチをしたり、プレゼントを手渡ししたり。そしてアリソンさんがクイニーのコスプレのファン、エディがニュートのコスプレをしたファンの元へ駆け寄り、ハグをする感動的な場面も。みなさん手作りでこの日のために衣装を作ったり準備をしてきたとのことで、一生忘れられない思い出になったのてはないでしょうか。

撮影ではキャスト陣の「Fantastic」の掛け声に「Beast!」と返すコール&レスポンスで大盛り上がり!

キャストの皆さんととっても距離が近く、濃密で豪華なイベントとなりました!

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