『ファンタビ』ジャパンプレミアレポ


11月21日、レッドカーペットイベントの後、TOHOシネマズ六本木にて映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』のジャパンプレミア試写会が行われました。本イベントにはエディ・レッドメイン、キャサリン・ウォーターストン、アリソン・スドル、ダン・フォグラー、そしてデイビッド・イェーツ監督とデイビッド・ヘイマンプロデューサーの豪華キャスト&スタッフが登壇しました。

会場となった映画館にはレッドカーペットに参加するという、素敵なニュートの衣装をまとったMoyaさんと、おそらく世界最速でグリンデルバルドのコスプレをしたじょあんさんを始め、コスプレをしたファンの方もたくさんいらっしゃいました。

キャスト陣が会場に入ってくると、観客席からは大歓声!やはりエディファンが多いためか、エディへの声援が多かったです。これをキャストも見逃すことなく、ダンが「オーマイガッ!エディー♡」と、モノマネをする姿も。

まず始めに、主役ニュート・スキャマンダーを演じたエディ・レッドメインから挨拶。
「やあみんな!皆さんが日本で初めてファンタビを観る方たちだということで、すごくワクワクしているよ。僕らは楽しみながら映画を制作し、そして作品に愛を込めました。僕らが楽しんだのと同じくらい、皆さんにもファンタビを楽しんで観てほしいです。」

続いてヒロインのティナ・ゴールドスタインを演じたキャサリン・ウォーターストンの順番が来ると、「みんなに手を振るのが忙しかったの。で…、なんだっけ?」と可愛い一面も。
「来日できてとてもうれしいわ。初めて来たけど、日本は素晴らしいところよ。明日帰らなきゃいけないのはとても悲しいけど、またすぐに戻ってきたいわね。」と、嬉しいコメント。

ジェイコブ・コワルスキー役のダン・フォグラーは大歓声に対し、「スゴイ!日本では素晴らしい時間を過ごしているよ。みんなは最高のファンだ。」とコメント。すると、「そこの君立って!」と指差す先にはクイニーのコスプレをしたファンが!

「他にもコスプレしてる人いたら立って!」との言葉に続き、来日ゲストのみなさんで客席を探し始めます。そして、「アリガトウ」と日本語でダンの挨拶が終了しました。

続いてクイニー役のアリソン・スドル。「コンニチハ」との可愛い日本語に大歓声。「小さな頃から日本に来たいと思っていたので、夢が叶って嬉しいです!日本が大好きで養子にとって欲しいくらいだわ。本当に楽しんで作品を作りました。」と、日本愛炸裂のコメントでした。 

さらに『ハリーポッター』シリーズに引き続きメガホンを取ったデヴィッド・イェーツ監督は、

「この映画は文字通り約4週間前に完成したばかりだ。プレミアなどでお披露目するため、ここ数週間作業してきました。皆さんはハリーポッターの映画をここまで育ててくれたうちの一人です。皆さんのJ.K.ローリングの物語への愛は、僕らにインスピレーションを与えてくれます。今夜ここにいる僕らは映画をお披露目できることをとても誇りに思っているし、興奮しています。愛を込めて、皆さんにこの映画を送ります。」

同じく『ハリーポッター』全シリーズに続いてファンタビでもプロデューサーを務めたデイヴィッド・ヘイマン氏。「トウキョウ、ダイスキ!」と日本語で話し始めると、客席からも「I love you too!」など、歓声が飛び交いました。

「ロンドンでプレミアを行うと、1回を除いていつも雨でした。だから、今夜の東京はホームのように感じています。日本のファンはいつもハリーポッターやJ.K.ローリングの作り上げた世界を心から愛してくれているので、日本がファンタビのプロモーションツアーの最終地であることは良かったと感じています。特に、デイヴィッド(監督)も言っていましたが、我々自身も愛し、そして制作を楽しんだこの映画を、15年以上、原作本は20年もの間応援してくれたみなさんと分かち合えるのは素晴らしいことです。キャサリンだっけ、エディが言ったっけ?(おちゃらけながら)誰かが言ったけど(笑)、僕らが制作を楽しんだのと同じくらい、みなさんにも本作を楽しんでほしいです。ありがとうございました。」

通訳の方が話している最中、「そんなに喋ってたっけ?かなり長く喋っちゃったね。」とキャスト陣と笑い合う姿も見られました。 

撮影時の面白かった、印象に残った裏話を聞かれると、エディは、「どうしよう、たくさんあるからな。映画の中でニュートが大きなメスの魔法動物を誘惑するシーンがあるんだ。」と話し始めます。
するとダンが「YES!!!」と大喜び!
「誘惑するためにダンスをしなきゃいけなかったんだけど、みんなすごく面白がるんだ。僕はそんなに楽しくなかったけど(笑)あの撮影は絶対に忘れないよ。だって、右腿の筋を痛めたんだ。未だに走ると傷が痛むよ。だから、映画を見ていてそのシーンが出てきたら僕のもものことを思い出してね。」

この話があったからか、プレミア試写の最中でこの場面になった時、観客席からはクスクスという笑い声が聞こえてきました(笑)

そしてキャサリンはこの質問に対し、
「ダンは呪文の言葉を考えるのがすごく上手なの。有名な俳優の名前を使って、緊張している時には、 
ダン:『レオナルド・ディカフィネイト!(Leonardo DiCaffeinate!)』
もっといい女優になりたい時は、
ダン: 『キャサリン・ヘバーニカス!(Katherine Hepburnicus!)』
と言うの。とても楽しませてもらいました。」
と、面白エピソードが炸裂。さらに豪華なことに、ダン自らその魔法を披露!
調べてみたところ、他にもレオナルド・ディカフィネイトの反対呪文、『Alphonse Cappuccino!』などがあるそうですよ。

 本作での新たなチャレンジを聞かれると、イェーツ監督は「ここにいるキャストと働くのは悪夢みたいだったよ。トレーラー(=楽屋)からは出てきてくれないし、いつも機嫌が悪いし、葛藤したな。」と冗談交じりのコメント。「クランクイン前はまだ髪も生えてたのにね。」とヘイマンプロデューサーもノリノリ。

「冗談は置いといて、キャストと働くのは本当に美しい日々だった。それは、彼らをキャスティングしたのもみんなが素晴らしい役者だからなんだけど、彼らは映画や原作本のファンでもあったからね。本作には彼らのそういった愛や、自分たちが出来る限り最高の作品を作らなければならないという責任というものが注がれている。これが本作が素晴らしいものになった理由だと思っている。ジョーはとても懐が深い物書きなんだ。彼女は作品に多くの異なるトーンを盛り込んでいる。コメディ、アクション、ドラマ、ロマンス、そして強烈にダークな部分も本作では描かれている。監督として大きなチャレンジだったのは、これらの要素のバランスをとって、融合させることだった。だから、ジョーが描きたいものに近づけるよう、必死に書いたメモがたくさんあるよ。メロディーを奏でながら、一つの作品としてまとめられるように努力した。ロマンティックなシーンにコメディの要素を加えたりもした。本作は豊かな映画体験になっていると思うよ。つまり、チャレンジだったのはバランス面だね。」 

完成した映画を観たときの自身とJ.K.ローリングの感想について聞かれると、「ジョーを含む僕らみんな安心したと思うよ。ジョーにとっては初めての脚本家としての仕事だった。僕たちもそうだけど、ジョーは特に晒されることになる。彼女は舞台や小説の仕事をいろいろしてきたけど、脚本家としては背を向けられてしまう可能性があった。カメラが回っていない舞台裏も含むキャストやアーティストたちの素晴らしい仕事っぷりの成果を観た時、つまり、こういったパーツが一つの作品として完成されて観客の前で見た時、ジョーは大いなる可能性への興奮とともに、安心したんじゃないかな。」 

この質問に対しさらにエディが、「ジョーが最初のバージョンの映画を見た日のことは忘れられないよ。僕らは知らなかったんだけど、ファーストカットを観たらしいんだ。その日に、ファンタスティックビーストという言葉とともに30個もの目がハートになった絵文字をツイートをしていて、あの時は本当に安心したよ。」と付け加えて回答。

やはり人気シリーズの新作の重荷や責任というものは大きかったようで、本当に「良かった..」という表情をされていました。

レッドカーペットイベントとは異なり、少し落ち着いた状態でキャスト陣のインタビューや舞台裏の貴重なエピソードが聞けた本イベントは、とっても豪華だったのではないでしょうか。この後本編が上映されましたが、大興奮で劇場を後にするファンの皆様だったのでした…。

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