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リクタスセンプラ

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呪文名 リクタスセンプラ
宙を舞え / 笑い続けよ
英名 Rictusempra
発音 /ˌrɪktəˈsɛmprə/(リクトゥセンプラ)
分類 チャーム(Charm)
効果 対象者をくすぐり、笑い転げさせて行動不能にする

リクタスセンプラとは?

呪文の意味と語源

リクタスセンプラは、対象者に強烈なくすぐったさを与え、笑い転げさせることで一時的に動けなくする呪文です。

ラテン語の「rictus(開いた口)」と「semper(常に)」に由来し、「常に笑っている」や「笑いが止まらない」といった意味合いを持ちます。

この呪文は、相手を傷つけることなく行動を制限できるため、特に訓練や遊びの場面で有効です。ただし、実戦では効果が限定的であり、相手が呪文の影響を受けながらも反撃する可能性があります。

2年生の呪文学の授業で教えられており、ミランダ・ゴズホーク著『基本呪文集 グレード2』に掲載されています。

1992年、ハリー・ポッターが2年目の時に決闘クラブでドラコ・マルフォイに使用しました。

類似呪文との比較

  • ティティランド(Titillando):​リクタスセンプラと同様にくすぐり効果を持つ呪文ですが、より攻撃的な性質を持つとされています。

  • リディキュラス(Riddikulus):​ボガートに対抗するための呪文で、恐怖の対象を滑稽なものに変えることで無力化します。

  • タランタレグラ(Tarantallegra):​対象者の脚を制御不能に踊らせる呪文で、混乱を引き起こす目的で使用されます。

映画の中でのリクタスセンプラ|登場場面

『ハリー・ポッターと秘密の部屋』

『ハリー・ポッターと秘密の部屋』では、ホグワーツの決闘クラブでハリーがドラコ・マルフォイに対してリクタスセンプラを使用します。

この場面で、ドラコは銀色の光線を受けて笑い転げ、行動不能になります。

なお、映画版では呪文の作用が変更され、「宙を舞え」となっています。ハリーに呪文をかけられたドラコは、回転しながら吹き飛ばされています。

まとめ

リクタスセンプラは、相手を傷つけることなく一時的に無力化できる便利な呪文です。

主に訓練や遊びの場面で使用されますが、実戦では効果が限定的であるため、状況に応じて他の呪文と組み合わせて使用することが推奨されます。

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