ユニバーサル・オーランド・リゾートにオープンする、待望のハリポタ新エリア「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター:魔法省」の詳細が発表されました!!
映画『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』の1920年代パリの魔法界や、スリリングなイギリス魔法省のライドアトラクションなど、徹底解説していきます。
Contents
ユニバーサル・エピック・ユニバースとは
ユニバーサル・エピック・ユニバースは、ユニバーサル・オーランド・リゾートに登場する4つ目の新しいテーマパークで、「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター:魔法省」を含む5つのエリアで構成されています。
セレスティアル・パーク
「セレスティアル・パーク」(Celestial Park)とはエントランスから広がる、ユニバーサル・エピック・ユニバースの中心部にあるエリア。
天文学や神話にインスパイアされており、テーマパークを「公園」に戻したような、のどかな庭園や水路、散策路が広がっており、建築物や水辺、緑を楽しみながら、フードやショッピングを楽しむことができる。
また、セレスティアル・パークには、他の4つのエリアへ繋がるポータルが設置されており、ゲストはポータルを通ることで、他エリアの世界へと入っていくことができる。
ヒックとドラゴン:バーク島
「ヒックとドラゴン:バーク島」は、映画『ヒックとドラゴン』シリーズをテーマとしたエリア。ヴァイキングと火を噴くドラゴンが共存する世界を冒険できる。
スーパー・ニンテンドー・ワールド
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのスーパー・ニンテンドー・ワールドと同じく、ドンキーコングのエリアも併設。
ダーク・ユニバース
「ダーク・ユニバース(Dark Universe)」は、ドラキュラやフランケンシュタイン、狼男など『ユニバーサル・モンスターズ』をテーマとしたエリア。「ダークムーア村(Darkmoor Village)」という架空の村を舞台に、ゲストは怪奇の世界に足を踏み入れる。
ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター:魔法省
『ファンタスティック・ビースト』シリーズに登場する1920年代のパリ魔法省と、『ハリー・ポッター』シリーズに登場するイギリス魔法省が融合したエリア。
魔法省エリアとは
2025年に新オープンする魔法省エリアとは、ユニバーサル・オーランド・リゾートの「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」にあるホグズミード、ダイアゴン横丁に続く3つ目のエリア。
映画『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』に登場するパリの魔法界を再現しています。
『ハリー・ポッター』シリーズのイギリス魔法省を舞台にしたアトラクション「ハリー・ポッターと魔法省の戦い」や、フランス風の杖が購入できる杖専門店、摩訶不思議サーカスなど、まったく新しい体験が詰まったエリアです。
セレスティアル・パーク
セレスティアル・パークは、ユニバーサル・エピック・ユニバースの中心にあるパークへの入り口となる場所。
公園にはユニバーサル・エピック・ユニバースに登場する5つのそれぞれの世界に繋がるポータルがあります。もちろん、「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター:魔法省」へ行くことができるポータルも。
このポータルを通り抜けると、1920 年代の魔女や魔法使いが集まるパリの一角、カシェ街にたどり着きます。
パリの魔法界への入り口:カシェ広場
カシェ広場(Place Cachée)は、フランスにおける”ダイアゴン横丁”のような場所で、魔法使いのショッピング街。
「Place Cachée」は「隠された場所」という意味。
この場所は映画『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』に登場しており、1920 年代の魔女や魔法使いが集まっていました。ショップ、カフェ、そして 摩訶不思議サーカスの宣伝ポスターなどが立ち並びます。
パークの建設チームは実際に映画の撮影セットを訪問。そして、プロダクション・デザイナーと協力して、映画に出てきた世界そのままの光景をパークに作り上げました。
さらに、ちょっとしたイースターエッグも隠されています。
私たちは、フランスの都市にフランスの魔法使いを住まわせるために、これらの小さなエピソードやストーリーを録音しました。そのため、店先に立ち寄ると、店主が顧客と話しているのが聞こえたり、うわさ話が聞こえたりするかもしれません。
ーアソシエイトプロデューサー カーラ・プフォスト・ブラウン
カシェ街を散策すると、ホグワーツ魔法魔術学校とイルヴァーモーニー魔法魔術学校からの留学生や、不審な人物の聞き取り調査を行うフランス魔法省の闇祓い、ゴシップについて地元の人々と会話をする肖像画など、魔法界からの訪問者や関係者、住民にも出会うことができます。
どんなアトラクション?イギリス魔法省が世界観
ハリー・ポッターと魔法省の戦い
「ハリー・ポッターと魔法省の戦い(原題:Harry Potter and the Battle at the Ministry)」は、ドローレス・アンブリッジの裁判を見届けるアトラクション。
時代設定は『ハリー・ポッターと死の秘宝』のホグワーツの戦いの直後。
物語は、パリの魔法省からイギリス魔法省への旅から始まります。イギリス魔法省の壮大なアトリウムを抜けると、そこでは、今まさに悪名高いドローレス・アンブリッジの裁判が始まるところ。
ヴォルデモート卿の信奉者によって腐敗した魔法省はようやく秩序を取り戻しましたが、加担した闇の魔法使いたちの責任を問われる時が来たのです。
法廷へ向かうエレベーターに乗り込み、ゲストはこの裁判を見届けると思いきや...なんと、アンブリッジが逃げようとします。
ゲストはハリー、ロン、ハーマイオニーと合流し、アンブリッジの追跡劇に参加!
さらにはアンブリッジの元屋敷しもべ妖精であるヒグルディとの出会いも。どうやら、彼女はアンブリッジから虐待を受けていたため、アンブリッジが裁判にかけられていることをとても喜んでいる様子。
一方、アンブリッジは死喰い人のヤックスリー、カロー、マクネアの助けを借りて魔法省の追っ手から逃亡します。そして、神秘部で壊れたタイムターナーを修復し、ヴォルデモートの統治を復活させることを目論みーー。
ハリーたちと一緒に魔法省の中を駆け巡り、死喰い人や暴れ回る魔法動物と戦いながら逃げるアンブリッジ追跡する、スリリングなアトラクションです。
ちなみに、1920年代のパリ魔法界から1990年代のイギリス魔法省へは、「メトロ・フルー」を使って移動することができます。
「メトロ・フルー」とは、映画『ハリー・ポッター』シリーズで登場する象徴的な煙突飛行ネットワークにインスパイアされた独自の魔法交通手段。
煙突飛行ネットワークを抜けると待ち構えているのは、まさに映画で見たような魔法省のアトリウム。
『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』で破壊された「魔法界の同胞の泉 」の像は修復され、息をのむような魅惑的な天気の天井、床から天井まで果てしなく続く魔法省のオフィスを再現。
そして、ドローレス・アンブリッジが魔法界に対する罪で裁判を受ける、まさにその日である緊張感が垂れ幕に現れています。
魔法省で再現されているのは、このアトリウムだけではありません。
「魔法省受付」は、魔法使いが通常、魔法使いの仕事をする前に情報を求める場所。しかし、今日は魔法省全体がアンブリッジの裁判の準備で忙しいため、受付ブースに誰もいないようでー。
「ドローレス・アンブリッジのオフィス」では、ゲストはアンブリッジのかつての屋敷の妖精であるヒグレディー(Higgledy)に出会う。裁判を前に、熱心にオフィスを掃除する様子でー。
ほかにも、日刊予言者新聞の最新号や、魔法省間のメモ、映画に登場する様々なキャラクターたちの持ち物など、細かい部分まで表現されています。
いよいよライドに到着すると、ゲストが乗り込むのは14人乗りのエレベーター。
アンブリッジの裁判のため、イギリス魔法省の奥深くへと進んでいき、裁判から逃げようとするアンブリッジを捕まえるために、スリリングな追跡劇に身を投じることになります。
ライドの中では、魔法省の何世紀にもわたるアーカイブや魔法文書を保管する洞窟のような図書室、魔法動物が脱走して暴れまわっている「魔法生物部」、さまざまなタイム・ターナーやユニークな時空装置であふれる「時の部屋」などがあります。
ワンド・マジック
ワンド・マジックは、「マジカル・ワンド」を使ってエリア内の様々な場所で実際に魔法を使うことができるアトラクション。
ニフラー、ボウトラックル、デミガイズなどの魔法動物と交流できるなど、『ファンタスティック・ビースト』シリーズの世界観ならではの新しい魔法が登場します!
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ショー
摩訶不思議サーカス
摩訶不思議サーカスは、映画『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』で登場したショー。
物語の舞台は、パリにある摩訶不思議サーカス。かつては世界中の魔法動物が登場する最高のショーと呼ばれていましたが、今や人気は下火に。
サーカスの団長・スケンダーは経営難に陥ったサーカスにかつての栄光を取り戻すべく、なんとニュート・スキャマンダーのトランクを盗んでしまった!
従業員のグウェンリンは、魔法動物たちが永遠にスケンダーの貪欲な手に渡る前に救い出そうとする。
デミガイズ、ディリコール、ムーンカーフなど、様々な魔法動物が登場する、これまでにないライブパフォーマンスショーです。
ミーグリ|怪物的な怪物の本が暴れる...?!
1920年代のパリ魔法界の街並みを再現した新エリア。
街の中を歩いていると、フランスの魔法学校であるボーバトン魔法アカデミーや、フランスへの”留学生”という設定でイギリスのホグワーツ魔法魔術学校、アメリカのイルヴァーモーニー魔法魔術学校の生徒が一緒に歩いています。
Students from Hogwarts, Beauxbatons (France), and Ilvermorny (USA) show off the Monster Book of Monsters at Epic Universe.
Details of the new Wizarding World, opening May 22 in Orlando: https://t.co/WcjtBO9BXc pic.twitter.com/HBvZ9OfCCD
— Attractions Magazine (@Attractions) April 5, 2025
1920年代ということで、ホグワーツの生徒が着ているローブは古いデザイン!
映画『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』で、学生時代のニュートが着ていたものです。
また、イルヴァーモーニーはティナやクイニーが卒業した魔法学校。
赤いブレザーやベレー帽が特徴的なこの制服は、エピック・ユニバースがおそらく初お披露目です!
ショップ
コスム・アカジョールの魔法の杖
コスム・アカジョールの魔法の杖(Cosme Acajor Baguettes Magique)は、パリの最高級杖店。
フランスの杖職人であるコスム・アカジョールによってデザインされたフランス風の杖を購入することができます。オリバンターの杖店からの"輸入品"に加えて、このお店ならではの三角形の箱に入った精巧な杖が並びます。
また、パワーアップした「マジカル・ワンド」である「第二世代マジカル・ワンド」も取り揃えています。
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ちなみに、 「バゲット・マジーク(Baguettes Magique)」とはフランス語で 「魔法の杖」を意味します。
レストラン
カフェ・レア・デ・ラ・シレーヌ
カフェ・レア・デ・ラ・シレーヌ(原題:Café L’Air De La Sirène)は、アール・ヌーボー様式のモザイクと大理石の彫刻で装飾された美しいカフェ。
フランスの焼き菓子やサンドイッチやデザート、ビール、カクテル、フランスワインなどのアルコール飲料を楽しむことができます。
ル・ゴブレ・ノワール
ル・ゴブレ・ノワール(原題:Le Gobelet Noir)は、カシェ街の片隅にある、闇の魔女や魔法使いが集まることで知られる神秘的なパブです。
ボリュームたっぷりのディナーを楽しみたいなら、ここがおすすめ。
ビアラビール・カート
(原題:Bièreaubeurre Cart)は、フランス語で「バタービール」の意。
"魔法界といえば"のドリンクは、もちろんパリにもあります!
バー・ムーンシャイン
バー・ムーンシャイン(原題:Bar Moonshine)は、アメリカの魔法使いたちが故郷の味を楽しむことができるバー。
ここでしか飲めないビールやワイン、カクテルを楽しむことができます。
雑学・小ネタ・トリビア
伝説の占い師の絵
有名な占い師であり、シビル・トレローニー教授の曾祖母であるカサンドラ・トレローニーの絵を探してください。もちろん、彼女が目を覚ましたらですが。もちろん、彼女が目覚めればの話ですが!
史上初の魔法大臣の胸像
『ハリー・ポッターと魔法省の戦い』のキューラインには、イギリス魔法省の内閣会議室があり、史上初の魔法大臣ウリック・ガンプの胸像があります。
彼は「ガンプの元素変容の法則」を発見したとして名を残している人物です。
ニコラスフラメルの家
幻の動物とその生息地
ニュート・スキャマンダーの有名な教科書『幻の動物とその生息地』のフランス版が展示されています。
【出典】
Universal Epic Universe reveals more details about The Wizarding World of Harry Potter – Ministry of Magic
The Wizarding World of Harry Potter™ – Ministry of Magic™ in Universal Epic Universe
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