おすすめ

『ハリー・ポッター』ドラマ化!HBOドラマ版の出演者は?配信開始はいつ?まとめ

Featured Video Play Icon

J.K.ローリングの金字塔的ファンタジー「ハリー・ポッター」が、ついにTVドラマシリーズとして全く新しい形で蘇ります!

ワーナー・ブラザース・ディスカバリー傘下の動画配信サービス「HBO Max」が製作を手がけるこの一大プロジェクトは、原作小説全7巻を約10年という壮大な歳月をかけて、かつてないほど忠実に描き出すと発表されており、世界中のファンから大きな期待と注目が集まっています。

そして2025年5月28日、ハリー、ハーマイオニー、ロンを演じる新星たちがついに公式発表されました!

6月10日には、この3人に続き、ウィーズリー家の母親モリー、マルフォイ親子、ダーズリー夫妻、そしてホグワーツの同級生たちを演じるキャストも一挙に発表されました。

この記事では、2025年6月現在で判明しているドラマ版「ハリー・ポッター」のキャスト、配信開始時期、日本での視聴方法、そして、原作者J.K.ローリングの関わり方、そしてファンからの様々な声まで、あらゆる最新情報を網羅的に徹底解説します。

こんな方におすすめ

  • 新しいハリーやハーマイオニーは誰が演じるの?
  • 映画では描かれなかったあのエピソードやキャラクターは登場する?
  • 日本での配信はいつから?どうやって見られるの?

Contents

なぜ今、ドラマ化? ワーナーの発表内容

2023年4月、ワーナー・ブラザース・ディスカバリーは、ハリー・ポッターの新たなドラマシリーズ製作を発表しました。

コンセプトは「原作への忠実な回帰」

最大のポイントは、原作小説7巻を忠実に、そして1冊1冊を深く掘り下げて描くことです。

映画版は時間の制約もあり、原作の多くのディテールやサブプロットが省略されていました。しかし、今回のドラマシリーズでは、各巻を1シーズンかけて丁寧に描くことで、キャラクターの心情や複雑な人間関係、魔法界の細部まで、より丁寧に表現されることが期待されています。

原作者であるJ.K.ローリングが製作総指揮として名を連ねている点も重要です。

彼女は「Maxが原作の完全性を保持することにコミットしてくれた」とコメントしており、原作の世界観や物語の核が損なわれることなく映像化されることへの強い意志がうかがえます。

いつから見られる?配信開始時期

配信開始時期|配信開始日は未定、2026年以降の見込み

正式な配信開始日はまだ発表されていません。

ワーナー・ブラザース・ディスカバリーのCEOデヴィッド・ザスラフ氏は、2026年の配信開始を目指している旨の発言をしています。

しかし、ショーランナーの選定や脚本開発に時間を要したことなどから、一部メディア(The Hollywood Reporterなど)では、製作スケジュール次第では2027年にずれ込む可能性も指摘されています。

いずれにしても、大規模なプロジェクトであるため、具体的な配信日については今後の正式発表を待つ必要があります。撮影開始時期についても、まだ明確な情報はありません。

日本での視聴方法は?|U-NEXTでの配信が最有力

ドラマ版『ハリー・ポッター』シリーズは、「HBO Max」オリジナル作品として配信されます。しかし、現在「HBO Max」は日本でサービスを展開していません。

ワーナー・ブラザース・ディスカバリーは、日本の動画配信サービス「U-NEXT」と独占パートナーシップ契約を結んでいます。HBO Maxのオリジナル作品の多くがU-NEXTで配信されている実績から、ドラマ版ハリー・ポッターもU-NEXTで配信される可能性が非常に高いと考えられます。

ただし、これは現時点での推測であり、正式な発表はまだありません。今後の公式アナウンスを待ちましょう。

一方で、「HBO Max」と日本の動画配信サービス「U-NEXT」は独占パートナーシップ契約を結んでおり、2021年4月からU-NEXTでHBO Max作品の一部を見られるようになりました。

「HBO Max」が日本上陸しなかった場合、ドラマ版ハリー・ポッターも「U-NEXTでの独占配信」される可能性が非常に高いと考えられます。

キャストは誰になる?映画版のキャストの出演は?

長らく憶測が飛び交っていたドラマ版『ハリー・ポッター』ですが、2025年4月14日、ついにHBO(Max)が主要なキャストの一部を正式に発表しました。

経験豊富なベテラン俳優たちがホグワーツの教職員を演じ、物語に深みを与えることが期待されます。

なお、物語の主役であるハリー、ハーマイオニー、ロンを演じる若い俳優たちについては、まだ発表されておらず、今後の続報が待たれます。

【NEW】ハリー、ハーマイオニー、ロン役が決定!(2025年5月28日)

© WIZARDING WORLD DIGITAL 2025

2025年5月28日、何万人ものオーディション参加者の中から、ついに新世代のハリー、ハーマイオニー、ロンが決定しました!

この3役のオーディションには32,000人もの子供たちが参加したとのことです。

公募では2025年4月時点で9歳から11歳の俳優を対象とし、ワーナー・ブラザース・テレビジョンはイギリスとアイルランドの子供たちを対象に選考を行いました。また、募集要項には「包括的で多様なキャスティング」に取り組むと明記されていました。

ショーランナーのフランチェスカ・ガーディナーと監督のマーク・マイロッドは、キャスティングについて大きな期待を寄せています。

キャスティングディレクターのルーシー・ベヴァンとエミリー・ブロックマンが主導した並外れた選考を経て、私たちのハリー、ハーマイオニー、そしてロンを見つけられたことを発表でき、大変嬉しく思います。

この3人のユニークな俳優たちの才能は素晴らしく、彼らがスクリーン上で共に魔法をかける姿を世界が目撃するのを待ちきれません。

オーディションに参加してくれた何万人もの子供たち全員に感謝します。世の中にいる多くの若い才能を発見できたことは、本当に喜ばしいことでした。

ハリー・ポッター役【確定】

本作がメジャーデビューとなる新人俳優のドミニク・マクローリン (Dominic McLaughlin)。

ハーマイオニー・グレンジャー役【確定】

本作がメジャーデビューとなる新人俳優のアラベラ・スタントン (Arabella Stanton)。

ロン・ウィーズリー役【確定】

本作がメジャーデビューとなる新人俳優のアリステア・スタウト (Alastair Stout)。

ダンブルドア校長役【確定】

映画版で故リチャード・ハリスとマイケル・ガンボンが演じたホグワーツの校長ダンブルドア役。

アメリカ人俳優のジョン・リスゴーが最終交渉中に決定しました[5]。

『ザ・クラウン』のウィンストン・チャーチル役や『デクスター』のトリニティ・キラー役でエミー賞を受賞した名優。アカデミー賞にも2度ノミネートされています。彼自身もポッドキャストでこの役について「俳優として年を重ねる素晴らしい方法」と語っています。

アメリカ人俳優ではあるものの、英国女王エリザベス2世の知られざる素顔を浮き彫りにしていくNetflixオリジナルドラマ 『ザ・クラウン』でウィンストン・ チャーチル首相など、イギリス人役を演じた経歴もあります。

過去にはダンブルドア役の候補として、『ブリッジ・オブ・スパイ』でアカデミー賞助演男優賞を受賞したイギリスの名優マーク・ライランスも挙がっていました[3]。

Embed from Getty Images

セブルス・スネイプ役【確定】

映画版で故アラン・リックマンが演じたスネイプ役。

イギリス人俳優のパーパ・エッシードゥに決定しました。

ドラマ『アイ・メイ・デストロイ・ユー』でエミー賞にノミネートされた英国の注目俳優。ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーでキャリアを積み、『ブラック・ミラー』などの話題作にも出演しています。

ヴォルデモート卿役

『オッペンハイマー』のキリアン・マーフィーが噂されています。

Embed from Getty Images

映画版でヴォルデモート役を演じたレイフ・ファインズは、トーク番組「Watch What Happens Live(原題)」の中でマーフィーが噂されていることについて、「キリアンは素晴らしい俳優だ。素晴らしい考えだよ。大賛成だ。」と答えています[6]。

ミネルバ・マクゴナガル役【確定】

映画版で故マギー・スミスが演じたマクゴナガル先生。

イギリス人俳優のジャネット・マクティアに確定しました。

ゴールデングローブ賞、トニー賞、オリヴィエ賞の受賞歴を誇り、アカデミー賞にも2度ノミネートされた実力派。『ジェシカ・ジョーンズ』や『オザークへようこそ』などのドラマシリーズでも知られています 。

また、5月に公開予定の『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』にも出演しています。

ドラコ・マルフォイ【確定】

ハリーの学生時代のライバル、ドラコ・マルフォイ役。

映画版ではトム・フェルトンが演じましたが、ドラマ版ではロックス・プラット(Lox Pratt)が抜擢されました

インスタグラムでは喜びのコメントを投稿しています。

スリザリン一択!

新しいHBOのハリー・ポッターシリーズで、僕がドラコ・マルフォイ役を演じるというニュースを発表できることに、ものすごく興奮しています。僕を信じてくれたキャスティングと全てのチームの皆さんには、心から感謝しています。

loxpratt on Instagram

ルシウス・マルフォイ【確定】

ハリーの敵であるマルフォイ家の家長・ルシウス役。

映画『ブルックリンの恋人たち』『EMMA エマ』などで知られる、ジョニー・フリン(Johnny Flynn)に決定しました

映画版でルシウス役を演じ、映画『オペレーション・ミンスミート -ナチを欺いた死体-』で共演歴もあるジェイソン・アイザックスは、以下のように祝福のコメント出しています。

素晴らしい俳優であり、素敵な男性であり、そして腹が立つことに、優秀なミュージシャンでもある。

蛇のステッキを、彼以上にふさわしい人に引き継ぐことはできなかっただろう。ただ、どうか彼に歌だけは歌わせないでくれ…

Jason Isaacs on X

モリー・ウィーズリー【確定】

ウィーズリー家の愛情深い母親モリー。

映画版ではジュリー・ウォルターズが演じたモリー役を、ドラマ『SHERLOCK』のキティ・ライリー役で知られるキャサリン・パーキンソン(Katherine Parkinson)が演じます。

英国アカデミー賞(BAFTA)受賞歴のある名優です。

ルビウス・ハグリッド役【確定】

映画版で故ロビー・コルトレーンが演じたハグリッド役。

イギリスの俳優・コメディアンとして有名なニック・フロストに決定しました。

サイモン・ペッグとの共演作『ショーン・オブ・ザ・デッド』や『ホット・ファズ -俺たちスーパーポリスメン!-』などで知られるコメディ俳優。

ペチュニア・ダーズリー役【確定】

ハリーを幼少期に引き取る叔母のペチュニア役。

『ザ・モーニングショー』などで知られるベル・パウリー(Bel Powley)が演じます

バーノン・ダーズリー役【確定】

ハリーの叔父バーノン役には、BAFTA受賞俳優のダニエル・リグビー(Daniel Rigby)に決定しました

コーネリウス・ファッジ役【確定】

魔法大臣コーネリウス・ファッジ役。

映画版でファッジを演じたのは、故ロバート・ハーディでした。

ドラマ版では、オリヴィエ賞とトニー賞を複数受賞している舞台俳優にして、ドラマ『ザ・クラウン』のトニー・ブレア役でも知られるバーティ・カーヴェル(Bertie Carvel)が演じます

クィリナス・クィレル役【確定】

映画版でイアン・ハートが演じたクィレル役。

イギリスで舞台俳優として活躍しているルーク・タロンに決定しました。

アーガス・フィルチ役【確定】

映画版でデイビッド・ブラッドリーが演じたフィルチ役。

イギリスの俳優・コメディアンとして有名なポール・ホワイトハウスに決定しました。

実は、ホワイトハウス氏は以前にも『ハリー・ポッター』の映画シリーズへの出演経験があります。映画『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』で、ホグワーツの占術の廊下にある絵画に登場する騎士、カドガン卿役として撮影に参加しましたが、そのシーンは最終的にカットされました

豪華版Blu-rayなどで未公開シーンとして見ることができます。

\楽天ポイント4倍セール!/
楽天市場

ホグワーツの生徒たち

シェーマス・フィネガン【確定】

レオ・アーリー(Leo Earley)に決定。

パーバティ・パチル【確定】

アレッシア・レオーニ(Alessia Leoni)に決定。

ラベンダー・ブラウン【確定】

シエナ・ムーサ(Sienna Moosah)に決定。

監督・脚本・ショーランナー|魔法ワールドを紡ぐ製作陣

壮大な「ハリー・ポッター」の物語を、約10年かけて新たに映像化するにあたり、その舵取り役となる製作陣にも注目が集まっています。

特に、シリーズ全体の方向性を決定づけるショーランナーや脚本家、そして映像表現の鍵を握る監督は非常に重要な役割を担います。

ショーランナー兼脚本家|フランチェスカ・ガーディナー

本ドラマシリーズのショーランナー、脚本家、そしてエグゼクティブ・プロデューサーには、フランチェスカ・ガーディナー氏が正式に就任しました 。

彼女は、エミー賞受賞作であるHBOのヒットシリーズ『メディア王 〜華麗なる一族〜 (Succession)』や、フィリップ・プルマンの長編ファンタジー小説をドラマ化した『ダーク・マテリアルズ/黄金の羅針盤 (His Dark Materials)』など、数々の話題作で脚本家としてその手腕を発揮してきました。原作への深い理解と、複雑なキャラクター描写、そして重厚な物語を構築する能力への期待が高まっています 。

彼女は原作のファンであることを公言しており、J.K.ローリング氏が生み出した豊かな世界観を忠実に、そして新たな視点も交えながら描くことに意欲を見せていると伝えられています。

脚本家チーム

フランチェスカ・ガーディナー氏がライターズルーム(脚本家チーム)を率いる形になると見られています。

2025年5月現在、ガーディナー氏以外の具体的な脚本家チームのメンバーについては、まだ公式な発表はありません。しかし、ショーランナーの選定と同様に、原作の世界観を深く理解し、キャラクターを魅力的に描ける実力派が起用されることが期待されます。

監督|マーク・マイロッド

HBOの人気ドラマ『メディア王 〜華麗なる一族〜』で中心的な役割を担ったマーク・マイロッド氏が、本作のエグゼクティブ・プロデューサーを務め、いくつかのエピソードで監督を担当することが発表されました。

映画シリーズでは、クリス・コロンバス、アルフォンソ・キュアロン、マイク・ニューウェル、デヴィッド・イェーツといった著名な監督たちがそれぞれ異なるアプローチで魔法ワールドを描き出し、成功を収めました。ドラマシリーズでも、シーズンごと、あるいは複数のエピソードごとに異なる監督が起用され、それぞれの個性を活かした演出がなされる可能性があります。

製作総指揮にはJ.K.ローリング氏自身も名を連ねており、監督選定においても彼女の意向が反映されると考えられます。新しい世代の才能ある監督が抜擢されるのか、あるいは実績のあるベテラン監督が起用されるのか、こちらも目が離せないポイントです。

衣装デザイナー|ホリー・ワディントン

「哀れなるものたち」の衣装デザイナー、ホリー・ワディントンに決定しました。

2007年から衣装デザイナーとして活動する新進気鋭のワディントンは、スティーブン・スピルバーグ監督の「リンカーン」や「戦火の馬」などにアシスタントとして携わり、2016年にフローレンス・ピュー主演の「レディ・マクベス」で脚光を浴びました。

最近では、ヨルゴス・ランティモス監督の「哀れなるものたち」でアカデミー賞、BAFTA賞、衣装デザイナー組合賞を受賞しています。

映画シリーズの監督の参加は?

映画シリーズの後半4作品と『ファンタスティック・ビースト』シリーズを監督したデヴィッド・イェーツは、今回のドラマシリーズへの関与についての話し合いはなく、それで問題ないと感じていると述べています。

私が『ハリー・ポッター』シリーズに関わり始めたのは2005年ですから、素晴らしい旅でした。非常に思い入れのある素敵な仲間たちだ。
でも、今は「しばらくはこのままにしておこう」という感じでした。

映画『ペイン・ハスラーズ』の製作はとても楽しかったですし、魔法とは関係のない様々な企画もありますから。
絶対にないとは言えませんが、私は前に進むことを嬉しく思っていますすることに興奮しています。

そして、ハリー・ポッターと賢者の石』ハリー・ポッターと秘密の部屋の監督を務めたクリス・コロンバスは、「素晴らしいアイディアだ。映画では制約があるからね。」と、ドラマ化を前向きに捉えているようです[7]。

私たちの映画は2時間40分で、2作目もほぼ同じ長さだった。各作品に複数のエピソードが用意されているというのは、素晴らしいことだと思う。

映画では描けなかった素晴らしいシーンの数々が、ドラマで見られるんだ。彼らが何をしようとしているのか楽しみだ。素晴らしいと思うよ。

映画版キャストの復帰は?映画出演者たちのコメントまとめ

多くのファンが気になるのは、映画シリーズで象徴的な役を演じた俳優たちが、この新しいドラマシリーズに何らかの形で関わるのかという点でしょう。

ダニエル・ラドクリフ(ハリー役)

ハリー役を演じたダニエル・ラドクリフはカメオ出演などには積極的ではない考えをComicbook.comに語っています。

僕の理解では、ドラマ版のチームは新しいスタートを切ろうとしていて、誰が作るにせよ、自分自身の痕跡を残したいと思うだろうし、どうにかして僕をカメオ出演させる方法を考えたいとは思わないだろう。

だから、僕は決して戻ってくることは求めないよ。でも、彼らに幸運があることを祈っているし、バトンタッチできることを嬉しく思っている。でも、僕が物理的に作品内でする必要はないと思うんだ。

ゲイリー・オールドマン(シリウス・ブラック役)

シリウス・ブラックを演じたゲイリー・オールドマンは、シリーズへの復帰に前向きな姿勢を見せており、ダンブルドア役での出演を提案したこともありますが、まだ製作チームからのアプローチはないと述べています 。

ジェイソン・アイザックス(ルシウス・マルフォイ役)

映画版でルシウス役を演じたジェイソン・アイザックスは、「ハーマイオニー役をやりたい。オーディション用のビデオも送ったよ。」とジョークを飛ばしています。

原作者J.K.ローリングの関与は?

「ハリー・ポッター」シリーズを生み出した原作者のJ.K.ローリングは、今回のドラマシリーズにおいて、製作総指揮 (Executive Producer) として名を連ねています。

また、映画シリーズのプロデューサーであるデイビッド・ヘイマンの参加については、現在参加交渉中です。

「原作の完全性」を重視

ローリング氏は、ドラマ化発表に際して次のような趣旨の声明を発表しています。

Maxが私の原作の完全性を保持することにコミットしてくれたことを嬉しく思います。この新しい形で、原作だけが描くことのできる深みとディテールをファンに届けられることを楽しみにしています。

このコメントからも、彼女が映画版では描ききれなかった細部や、物語の奥深さを忠実に映像化することに強い期待を寄せていることがうかがえます。

ワーナー・ブラザース・ディスカバリー側も、ローリング氏の協力と承認が、このプロジェクトの成功に不可欠であるとの認識を示しています。彼女の承認なしに、ハリー・ポッター関連の主要な映像化プロジェクトが進むことは考えにくいため、製作総指揮としての彼女の立場は非常に強力なものとなります。

また、ドラマ版の制作は、J.K.ローリングの制作会社であるBrontë Film & TVとワーナー・ブラザース・テレビジョンによる共同制作です。

具体的な関与の範囲は?

製作総指揮としての具体的な関与の範囲については、日々の脚本執筆や撮影現場での細かな指示というよりは、以下のような点に及ぶと予想されます。

  • クリエイティブ面での監修: ストーリーの大きな方向性、キャラクター設定の解釈、魔法世界のルールやディテールの整合性など、原作の世界観を損なわないための最終的な承認権を持つ、あるいは強い影響力を持つと考えられます。
  • 主要スタッフの選定への関与: ショーランナーや主要な脚本家、監督などの選定プロセスにも意見を述べる立場にあると見られています。実際に、ショーランナーとして有力視されているフランチェスカ・ガーディナー氏の起用にも、ローリング氏の意向が反映されている可能性があります。
  • キャスティングへの意見: 主要なキャラクターを演じる俳優の選定においても、彼女の承認や意見が重要な要素となると考えられます。

過去の映画シリーズでは、初期は監修的な立場でしたが、「ファンタスティック・ビースト」シリーズでは脚本家としてもクレジットされるなど、より深く製作に関わってきました。今回のドラマシリーズでは、原作者として、そして「ハリー・ポッター」というブランドの守護者として、原作の精神を最もよく理解する人物がクリエイティブな側面を監督するという意味合いが強いでしょう。

批判と製作への影響

近年、J.K.ローリング氏のトランスジェンダーに関する発言は社会的な論争を呼んでおり、一部のファンやメディアからは、彼女の関与がドラマ製作や作品の受容に与える影響を懸念する声も上がっています。

この点について、ワーナー・ブラザース・ディスカバリーやHBO/Maxの幹部は、ローリング氏のクリエイターとしての才能と、彼女が生み出した「ハリー・ポッター」という作品の価値を重視する姿勢を崩していません。ドラマ製作は、彼女の協力のもと、原作に忠実な形で進められています。

ファンや批評家の間では、この状況について様々な意見がありますが、ドラマシリーズの内容そのものが、原作の持つ普遍的なメッセージや多様性をどのように描いていくのかが、最終的な評価に繋がる重要なポイントとなるでしょう。

ファンの期待と懸念

このビッグプロジェクトに対し、ファンからは様々な声が上がっています。

期待される点

  • 原作の忠実な再現(ピーブズの登場、屋敷しもべ妖精解放戦線(S.P.E.W.)の詳細など)
  • 映画でカットされたエピソードやキャラクターの深掘り
  • 最新技術による魔法表現の進化
  • 新しい世代の俳優による新鮮な解釈

懸念される点

  • J.K.ローリング氏の近年の発言を巡る論争の影響
  • 映画版のイメージが強すぎることによるプレッシャー
  • キャスティングが原作ファンを納得させられるか
  • 長期プロジェクトゆえの製作遅延や中断のリスク

様々な意見がありますが、世界中のファンが新たな魔法ワールドの幕開けを心待ちにしていることは間違いありません。

映画規模の予算?!作品の規模は?

ワーナー・ブラザースのトップはドラマ版『ハリー・ポッター』について、次のように意気込みを語っています。

クオリティの高い作品を作るために必要なことは何でもやる。『ゲーム・オブ・スローンズ』や、前日譚である『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』と同等か、それ以上の規模になるだろう。

『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』は1シーズンの総製作費は約300億円も費やされており、HBO史上最大規模の作品でした。

それと同等以上の予算規模になるというドラマ版、どのように魔法やホグワーツ城などの世界観を作り上げていくのか、期待が大きくなります。

まとめ

HBO Maxによるドラマ版「ハリー・ポッター」は、原作小説をより深く、忠実に描き出すことを目指す、ファン待望の長期プロジェクトです。

キャストや配信開始時期など、まだ未確定な情報も多いですが、J.K.ローリングも製作総指揮として参加し、約10年かけて壮大な物語が紡がれる予定です。

まとめ

  • 原作に忠実にドラマ化。制作総指揮はJ.K.ローリング
  • 2026年より配信開始予定
  • 動画配信サービス「Max(マックス)」で配信
    日本では「U-NEXT」で見られるかも…?

全く新しいキャストによって、私たちは再びホグワーツへの入学許可証を受け取ることになるでしょう。映画版とはまた違う、新たな魔法体験が待っているはずです。

今後発表されるであろうキャスト情報や予告編、配信日の決定など、続報から目が離せません。最新情報は公式サイトや信頼できるニュースソースでチェックしていきましょう!

ドラマ版『ハリー・ポッター』シリーズの内容や配信日、動画配信サービス、映画版との関係性についてご紹介しました。

【参考元】
‘Harry Potter’ Series A Go With J.K. Rowling Executive Producing, Set For 10-Year Run On Max
‘Harry Potter’ TV Series Due To Hit Max In 2026: Everything We Know About The Cast, Who’s Creating It, What J.K. Rowling Says & More – Update
@DEADLINE
Harry, Hermione and Ron casting revealed for Harry Potter HBO Original Series Published on May 26th 2025
Further casting confirmed for HBO Original Harry Potter series including Molly Weasley, Draco & Lucius Malfoy, Mr & Mrs Dursley and more Published on Jun 8th 2025
[3]‘Harry Potter’ TV Series Eyes Mark Rylance for Dumbledore (EXCLUSIVE)
[4]Gary Oldman Posits He Could Return To ‘Harry Potter’ Universe Through TV Reboot: “I Could Do Dumbledore”
[5]John Lithgow Nears Deal To Play Dumbledore In HBO’s ‘Harry Potter’ Series
[6]‘Harry Potter’ Star Ralph Fiennes Says He “Would Be All In Favor” Of Cillian Murphy To Take Over Voldemort Role In HBO Series
[7]Harry Potter Director Chris Columbus Shares His Thoughts on Upcoming TV Adaptation — Plus Those Voldemort Rumors (Exclusive)

-おすすめ
-