※この記事には映画『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』のネタバレが含まれます。
ファンメイドのYouTubeを見て勉強した
クイニーといえば、心を読むことができる強力な開心術の才能を持っていますが、アリソン・スドルは開心術についてより深く知るため、ファンメイドのYouTubeビデオを見ていたそう。
「え、スネイプも同じ力を持っていたの?」「え、私が知っていたよりも強力な力なのね!」って感じだった。とてもクールだったし、興奮させるものがあったわね
すでに映画を観た方はご存知の通り、喜びに溢れた前作の姿から一転し、クイニーの物語は暗くなっていきます。2作目の台本を読む前からラストで彼女がどうなるのかを知っていたアリソンは、役作りをしていた際に、
何が起きるのか知っていたので、何ヶ月もクイニーを理解するのに時間がかかった。「どうして?何でこうなるの?」ってね。とてもストレスだった。台本を読んだ時さえ、まだショックを受けていたわ!
と、負担がかかっていたそうです。
“あの船”はタイタニック号…?
映画の中でリタに関する回想シーンで、とある”客船”が登場します。ファンの間ではあの船が「1912年に沈没したタイタニック号なのでは?」と議論が巻き起こっていますが、プロデューサーのデヴィッド・ヘイマン氏は「そのことについて議論されることはなかった」と話し、どうやら関係ない模様。テセウスを演じたカラム・ターナーは「もしかしたらそうかもしれないね」と言及するだけにとどめています。
ここで、時系列を整理してみましょう。
1896-1897年 リタ生誕
1912年 タイタニック号沈没
これだけ見ると可能性はありますが、グラフィックアートを手がけたミナリマから発売された「クリーデンスの養子縁組証明書」のプリントを見てみると…

https://store.minalima.com/shop/new-arrivals/new-fantastic-beasts/credence-barebones-adoption-certificate/
彼の誕生日が1904年11月9日、入国日が1905年10月25日と書かれています。すると、タイタニック号沈没時点で彼の年齢は8歳。赤ちゃんとして描かれていた劇中描写から考えると、あまりに辻褄が合いません。やはりあの船はタイタニック号では無かった可能性が高いと言えるでしょう。
ダンブルドアとグリンデルバルド、二人の特別な関係
ダンブルドアとグリンデルバルドの関係性について、今作の中で「兄弟以上の関係だった」とダンブルドアが述べています。プロデューサーのデヴィッド・ヘイマン氏はこれについて、
ダンブルドアが友人以上の関係だと述べたとき、それはつまり「深い関係(intimate relationship)」だったことを示しているのは明らかだと私は思う
と、彼の同性愛者である一面がそのセリフで表されていると話します。主演エディ・レッドメインもこれには賛成しているようで、
ダンブルドアは「みぞの鏡」の中にグリンデルバルドを見た。あの一瞬のシーンで、観客は特別な親密さと愛を感じ取ることができる。ジョー(J.K.ローリング)は5作にかけて彼らの物語を描くつもりで、これから二人の関係をもっと知ることができると思うよ。
と話しました。
ニュートといえば前作の求愛ダンスなど、”真面目に”おかしな行動をして時としてジェイコブ達に変な目で見られていますよね。今作ではティナを探すため、地面を舐める場面がありましたが、エディは「素晴らしかったよ」と笑いながらこう話します。
ワインをテイスティングするような感じにしたかったんだ
「動揺した期間があった」、衝撃のあのラスト
今作のラストでまさかの事実が発覚したエズラ・ミラー演じるクリーデンスの正体。そんなエズラの好きな魔法動物はレシフォールド。『幻の動物とその生息地』では、肉食動物で黒いマントのような姿をしていると書かれています。魔法使いさえも殺す事ができる力を持っているレシフォールドですが、これをを追い払えるのは守護霊のみです。
さらに、全てのファンが驚愕したであろう最新作のラストについて、エズラはシリアスな面持ちで「確かに動揺した期間があった」と話しました。
映画『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』は大ヒット公開中。
Source: Pottermore