概要
『賢者の石』で印象的な階段や、大広間の原案となった場所。
訪問レポ
ここへの訪問は通常の見学コースと、宿泊利用の2パターンがあります。時間が限られている方は現地で見学コースのチケットを購入できます。宿泊利用はゆっくりホグワーツの大広間のような雰囲気を楽しみたい方におすすめです。
そもそもクライストチャーチはオックスフォード大学の一部であるカレッジ。宿泊利用とは、学生が帰省している長期休み限定で観光客が学生寮に宿泊できるというもの。寮のお部屋はリビングと個室2部屋の本当に豪華なもの(トイレ、シャワーは地下1階で、全室共用)で、一人約6000円で朝食付きで泊まれるという非常にお得なプランです。
唯一の欠点は、宿泊する学生寮にエレベーターが無いこと。重いキャリーケースを持って階段を上がるのは少し大変かもしれないです。
アメニティはシャンプー、リンスから裁縫セット、カレッジの紋章入りのコースターやポーチと充実しています。
そしてもう一つ、この宿泊制度の最大の魅力は、あの大広間で朝食を食べられること!前日夜に夕食を食べられる宿泊プランもありますが、大人気のためすぐに予約が埋まってしまいます。
通常の見学コースのチケットの場合、観光客でごった返しているので流れに逆らって写真を撮るのはかなり大変です。パーテーションで仕切られているため真ん中の通路しか通れず、椅子に座ることもできません。宿泊利用では本来の落ち着いた雰囲気で、この空間を存分に楽しむことができます。
前方には映画でダンブルドア校長や教授が座っていたような席が用意されています。
お食事はThe イギリス料理。『不死鳥の騎士団』に出てきたようなトーストも出てきました。紅茶もいただけます。お代わりし放題なのも魅力的!同じテーブルに教授がいらっしゃることもあります。
そして、この大広間でもう一つ有名なのは美しいステンドグラス。そのうちの一つには『不思議の国のアリス』が描かれています。著者であるルイス・キャロルがクライスト・チャーチの卒業生であることに因んでだそうです。オックスフォードにはアリスの専門店もあるので、気になる方はそちらもぜひ訪ねてみては。
登場シーン
賢者の石
(0:39) 階段
ホグワーツに到着した1年生は、マクゴナガル先生に出迎えられて組み分けの儀式の説明を受ける。ドラコはハリーにちょっかいを出す。
秘密の部屋
(0:28) 階段
空飛ぶフォードアングリアでホグワーツに遅れて到着したハリーとロンは、フィルチにスネイプ先生の部屋に連れて行かれる。
(1:30) トムの記憶
ハリーは日記を通してトム・リドルの記憶の中に入る。バジリスクによって殺されたマートルが運ばれ、ダンブルドア先生がトムと話す。
基本情報
営業時間 | 時期によって異なる |
料金 | 一般…£8 学生…£7 ※大広間閉館時は料金が異なる |
アクセス | Oxford駅から徒歩20分 |
登場作品 | 『賢者の石』 |
公式HP | chch.ox.ac.uk Guest B&B (宿泊予約) |