呪文 | デプリモ 沈め |
英名 | Deprimo |
分類 | チャーム |
効果 | 地面に穴を開けて陥没させる |
「デプリモ(Deprimo)」は、地面に穴を開けて陥没させる破壊呪文です。
この記事では、その呪文の意味、使い方、登場シーンまで詳しく解説します。
こんな方におすすめ
- デプリモの基本的な効果と意味
- 作中での具体的な使用シーンと活躍
- デプリモの語源と由来
- デプリモが物語において果たした役割
デプリモとは?|陥没呪文
呪文の効果
デプリモは、対象の場所に強い力で穴を掘削する呪文です。地面や床などに使用することで、深い穴や陥没を作り出すことができます。
この呪文の威力は、対象物の材質や術者の力量によって変動すると考えられます。硬い岩盤を砕いたり、建物の床を突き破ったりするほどの力強い効果が期待できます。
呪文の意味と語源
「デプリモ(Deprimo)」という呪文名は、ラテン語に由来すると考えられています。
ラテン語の動詞「deprimo(デプリモー)」には、以下のような意味があります。
- 押し下げる
- 沈める
- 低くする
- 掘る
これらの意味は、デプリモの呪文が持つ「対象物を押し下げて穴を掘る」という効果と直接的に結びついており、呪文の性質を的確に表していると言えます。J.K.ローリング氏は、作中の呪文名にラテン語を多用しており、デプリモもその一つです。
映画の中でのデプリモ|登場場面
ハリー・ポッターと死の秘宝
デプリモが最も印象的に使用されたのは、ラブグッド家での出来事です。
ハリー、ロン、ハーマイオニーがゼノフィリウス・ラブグッド(ルーナの父親)を訪ねた際、ゼノフィリウスは娘のルーナを取り戻すために死喰い人を呼んでしまいます。死喰い人が到着し、絶体絶命のピンチに陥ったその瞬間、ハーマイオニーが機転を利かせてリビングの床に向かってデプリモを放ちました。
呪文は強烈な爆発音と共に床に大穴を開け、3人は下の階へと落下することで間一髪、死喰い人の手から逃れることに成功しました。このシーンでは、デプリモが危機的状況からの脱出手段として非常に有効であることが示されています。ハーマイオニーの冷静な判断力と呪文の知識が光る場面と言えるでしょう。
登場作品
まとめ
今回は、ハリーポッターに登場する呪文「デプリモ」について、その効果、作中での活躍、語源などを詳しく解説しました。
- デプリモは対象に穴を掘る呪文
- 『死の秘宝』でハーマイオニーが使用し、危機を脱した
- 語源はラテン語の「deprimo(押し下げる、掘る)」
一見地味に思えるかもしれませんが、デプリモは使い方次第で絶大な効果を発揮する、非常に興味深い呪文の一つです。