
昨年公開された『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』では、そこから数年が経った時代に舞台が設定されています。その間、非魔法族を支配すべく魔法界の階級を作ろうとし、悪名高き存在となります。グリンデルバルドはヨーロッパ全域に渡り大混乱を引き起こしていました。しかし、ゆくゆくは闇祓い・グレイブスに扮している際にMACUSAによって逮捕されてしまいますす。
ニューヨークではノーマジに魔法界を知らしめるため、オブスキュラスに取り憑かれた青年・クリーデンスを利用します。それが、グリンデルバルドが犯した”罪(Crime)“の一つでした。
グリンデルバルドは留置所から脱走し、魔法族が非魔法族を支配すべきだという彼の理想主義に従うものを集めていきます。続編では彼を止めるべく、ニュート、そしてダンブルドアが奮闘することになるのです。
そして今回、スタイリッシュな服装に身を包むキャストのビジュアルが新たに公開されました。
まず注目すべきは、ジュード・ロウ扮するダンブルドア。短いヒゲに、灰色のロングコート、そして美しく装飾された靴が印象的なルックスとなっています。
ニュートの退学に異議を申し立てたり、最新版『幻の動物とその生息地』の序文において「ニュートは教え子以上の存在であった」と言わせるほどの仲であった二人。ダンブルドアはそんなニュートに助けを求めます。
さて、もう一度ダンブルドアの写真を見てみると、長く印象的な杖に目が行くかと思います。しかし、これはニワトコの杖ではありません…。
Wands at the ready. On 11.16.18 the #FantasticBeasts story continues. Check back tomorrow for more #MagicInProgress. #WizardingWednesdays pic.twitter.com/FLxxfXP1Am
— Fantastic Beasts (@FantasticBeasts) November 15, 2017
そのニワトコの杖を手にしているのは、ジョニー・デップ扮するグリンデルバルドです。杖作りであるグレゴロビッチから彼が盗んだことはよく知られています。
しかし残念ながら、ダンブルドアの杖に関しては詳細はまだ秘密のようです。
最後に、新たなキャスト陣について見ていきましょう。
まず、前作のラストで生存が確認されたクリーデンスの横にいる女性。キム・スヒョンが演じる”魔法界のサーカスの見世物”です。「呪い」の意味を持つ”Maledictus”として知られており、動物に変貌してしまう血の呪いに苦しめられています。
さらに、前作でニュートとの関係が示唆されたリタ・レストレンジと、その隣にに座るニュートの兄・テセウス。戦争の英雄でありイギリス魔法省で闇祓い長を務めるテセウスとリタは、なんと婚約をしていることが明らかにされました。
『Fantastic Beasts: The Crimes of Grindelwald』はニューヨーク、パリ、ロンドンが舞台となります。愛、そして忠誠や信頼の心が試されることになる本作は、再びデイヴィッド・イェーツがメガホンを取ります。2018年11月16日の公開予定です。